2020/06/01 昼
総合4.3 味4.0 サービス4.5 雰囲気5.0 CP2.0 ドリンク4.5 ¥60000〜79999
自粛明けの蒲田の初音鮨さんを訪問!
【食べログAWARD 2020 SIRVER】
【食べログ評価 4.47】
【ミシュランガイド2020 二ツ星】
instagram:@doctor.gourmet
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本日は自粛明けの初音鮨さんへ
もう持ち帰りのマグロ弁当ではありません 笑
まずは初音鮨の歴史から
こちらのお店、実は大将で3代目なんです
元々、蒲田に東宝が撮影所を作った際に、歌舞伎役者などが食事する場所がなく、先々代が蒲田の駅前で立ち喰い寿司を始めたそうです
その当時は、今のお店がある場所がスタッフの宿舎や、駅前の立ち喰い寿司の料理をつくるバックヤード、今で言う「セントラルキッチン」のような役割だったようです
その後、今の大将のお父さんがお店を継がれたのですが昭和39年、大将が35歳の時に三代目として跡を継いだようです
駅前の立ち喰い寿司も、駅ロータリーの区画整備で移転を強いられ、今の場所にお店を移したようです
ここまで来るまでに長い歴史があったのですね
さて、お店に到着すると、お店の方がお外で待ってらっしゃいました
中に入ると、通称「山」という、山をテーマにしたお部屋に案内されました
カウンターはL字で私を含め5人
白木ではなく、お鮨屋さんでは焦げ茶色のカウンターです
壁紙も森に滴る水滴をあらわした絵が記載してありました
お鮨屋さんと言うよりは、銀座の高級クラブのような内装です
まずは、ビールを頼みました
その後、初音劇場の始まりです
中治さん、根っからのエンターテーナーなんですね
ネタバレしちゃうのでここでは写真のみで割愛しますが、次から次へと目で楽しめる演出が!
食べ終わると「海」へ移動し、葛切りとアイスとコーヒーを頂いて終わりです
こちらのお店、最後に本日のベスト1.2を必ず聞かれます
私のベスト1.2は、
1.琵琶湖の天然鰻
2.小肌
です
特に小肌は身を表にして反対に握ってありました
それがなんとも言えず美味しかったです
小肌の酢の酸っぱさが身の円やかさでまろやかになっており絶品でした
全体的に鮨が乾いた(ネタやシャリの水分が少なめ)な感じがしたのは私だけ?
中治さんのお人柄の良さがにじみでたとっても良いお店でした
〜本日のお品書きと1品ごとの批評〜
◯横須賀の佐島の地ダコさぶり
普通
△バチコ、じゅんさい、穴子、白髪葱のお碗
お出汁に深みがない、お鮨屋さんだから仕方ないか
◯鳥貝焼き
貝殻付きで目で楽しめるのが◯
◎マグロ三種盛り
塩で頂きます
大将自ら塩を振ります
◎琵琶湖の天然鰻
外の皮はパリパリ
中の身は分厚くジューシー100点!!
◎天草小肌
身が表に来るという面白い握り
表に身を持ってくる事で、ぜつに当たる小肌の酸っぱさを身が緩和し円やかに
絶品です!
◎天然真鯛
美味しいです
◯千葉アオリイカ、カラスミ
イカとカラスミが上手くコラボレーションしている
◎青森ムラサキウニ
絶品でしたね!
仕入れが1貫で4700円+税らしい
◎黒龍火いら寿き
期間限定の黒龍、うまいですねー
△塩釜マカジキ
シャリとネタの水分のなさが違和感
◎毛蟹逆さ向けボイル
海の塩味のみで、他何も味付けなし
◯赤身ヅケ
普通
◯中トロヅケ
普通
◎而今
甘口
キレキレでさっぱり、美味しいです
◯大トロ炙り
少ししつこいですが美味しいです
△味噌汁
これだけなぜか至って普通
七味はいらないかなぁ
◯かんぴょう巻き
小さいサイズでありがたい
△玉子
島エビが入っているらしい
「海」へ移動
中治さんお手製の葛切り
自家製の黒糖アイスと黒糖ソース
ブラジル、コスタリカ産のコーヒー豆で、中治さんが入れてくださる