2020/12/25 夜
総合3.0 味3.0 サービス4.5 雰囲気4.0 CP3.0 ドリンク4.0 ¥30000〜39999
レジェンド中澤氏が現地の魚で振る舞う江戸前鮨
Instagram:@doctor.gourmet
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本日は鮨のレジェンド、中澤圭二さんのお店、ハワイのすし匠を訪問
場所はワイキキのメインストリートのカラカウア通りより一本北にある、クヒオ通り沿い
モアナサーフライダーやロイヤルハワイアンから歩けなくはないですが、夜ですしタクシーが無難です
ザ・リッツ・カールトン・レジェンドの7階にあります
7階に上がるとテラスがあり、そこの一番奥にあります
中に入ると中澤さんがお出迎え
お変わりなくお元気そうです
お席はカウンター8席になります
奥に二番手の個室があるようです
ここで、中澤さんのご紹介
中澤さんは、1962年東京都生まれ
中学卒業後、15歳で料理の世界に入り、全国各地で修行を重ね技術の研鑽を積みます
1989年、26歳のときに初めて自身の店となる「すし匠さわ」を東京・二番町に開店
1993年には、すし匠を東京・四谷にオープンし、現在はのれん分けを含む、グループ店舗15店を展開されています
私も中澤さんが、四ツ谷にいらっしゃる頃には四ツ谷にも伺いました
息子さんがハワイの大学に入学されたのをきっかけにこちらにいらっしゃいました
こちらの特徴は、同じく東京からハワイに進出した銀座おのでらさん等とは異なり、現地の食材でお鮨を握るということ
こちらでは、ガリも生姜ではなく、ヤシのガリを使用しています
ヤシの木の中心を使用している為、ハーツオブパームというらしいです
今でも、四ツ谷から代わり交代に若い職人が来ています
さあ、いよいよ中澤劇場のはじまりです
本日頂いたのがこちら
◯ワシントン牡蠣煮浸し
△ヤリイカ印籠詰め
△タロイモ胡麻豆腐 アラスカニシンの卵添え
△オノ(鰆のこども)
◯佐島蛸
△赤身 やま幸
△すじこ
△中トロ
△ラウラウ
サーモンとオパの頬肉
土佐酢のジュレ アスパラのソース
△バンクーバー蟹 酢おぼろ
◯白子
ワイルドイエローテール(鰤)
×あんきも すいかの奈良漬けのせ
△サンタバーバラの雲丹
×鰯
△赤マンボウの焼き物(味噌と酒粕 フィンガーライム添え)
△ハワイの鮑
×松前漬け(雲丹、ホワイトサーモン、ニシンの卵)
△熟成まぐろ
×チェリートマトのピクルス
△茶碗蒸し
カリフォルニアキンキの肝
雲丹、いくら醤油漬け
△おはぎ、マカダミアナッツ入り
×穴子の代わりに鱈の握り
×いぶりがっこライスチーズ
◯コナコーヒーで炊いた黒豆
◯ニードルフィッシュ(細魚)
×玉(モロカイシュリンプ、貝のお出汁)
×発酵させたモイ
◯アロハ干瓢
◯アヒのお出汁のお吸い物
◯メインディッシュ
ブラウンシュガーのくろみつ
◎塩アイス
うーん、、、、
レジェンドを決して酷評したくはありませんが、、
現地の食材にこだわっている為、普段日本の鮨を食べている方からすると、正直鮨の体をなしていないかと
現地の魚で江戸前鮨を握るのは、並大抵の事ではいので頭が下がりますが、食べた印象は正直かなり厳しいです
豊洲からでしたら夜発送で翌朝にはハワイに届くので、無理に現地の魚に拘らず、日本からの食材を使われるのが良いのではないでしょうか
ただ、ハワイといった環境で鮨に主眼を置かずに中澤さんに会いに行くだけと思えば悪くないのでは無いでしょうか
お鮨の味は置いといて、中澤さんの接客は素晴らしいものがあります
これだけのレジェンドにも関わらず、とにかく低姿勢
お客さんがいかに心地良く過ごせるかを考えてらっしゃいます
私もとても居心地が良かったです
私はまた来年も年末に中澤さんに会いに伺おうかと思います
ご馳走様でした